風力発電投資セミナーに行ってみた
前回初めて風力発電に関する概要を聞いた後、合計3社くらい見ておこうということで、一社のセミナーと、一社に資料取り寄せ依頼を実施。
セミナーは太陽光も併せて聞く。
風力発電は、データから見ても東北しかないと言い切っていた。
前回教えてもらった内容と違う。
風は、冬に強く吹く場所は夏に弱い傾向がある。だから、夏もきちんと弱めでも良いので吹くと言うのが大事。
その観点は、知らないのかな。
東北は冬は、北西風が強く吹くが夏が南西風としてほとんど吹かないというところもあるそう。NEDOなどの平均データからみると危険とも聞いていたので、注意して聞く。
全国複数ある候補から、東大の先生が開発したmascotというデータを使って風速があるところを選定しているとのこと。
詳しくはわからないが、実測値よりも少し低めに出るらしい。また、NEDOとの相違点は、地形までを考慮して詳細にシミュレーションできるところ。
風力発電投資の肝は、やっぱりこの風況予測がどれだけ正確かという点につきることが分かった。
そのセミナーでも強調されていた。
セミナー後、個別相談になり、秋田県の案件を4種類紹介された。手取りまでざっと計算すると、4000万円の投資で、キャッシュとしてと残るのは50〜100万円程。本当の意味での利回りとしては、1%から2%。
そこまで旨味がないのだなー、という実感値とともに、世の中そんなに甘くないなとも思う。
キャッシュとして残るために大切な要素が、融資の利率だと分かった。
ジャックス、アプラスなどの信販会社で借りると、2.95%とのこと。
例えば4000万円を、15年で借りると、5000万円の返済になる。毎年300万円程返さなくてはならない。これに、固定資産税や、メンテナンス費用、保険が加わると100万円くらいはキャッシュアウト。
つまり、400万円がキャッシュアウトするのだ。そうなると、売電収入は一年で400万円以上必要。
そんなにうまい話は転がってない。